こんにちは!
今回は、前回の記事(弊社が「安さ」より「品質」にこだわる理由)の続編となります。
前回の記事では、弊社で保有している資格を一部抜粋しましたが、今回は「鉄筋業に直接関係のある資格」に絞って、より詳しくご紹介していきます。
ちなみに、弊社で現在保有している資格の種類は全部で31種類あります。
その中には、鉄筋工事とは直接関係しない資格や、現場で補助的に必要とされる資格も含まれています。
たとえば、フォークリフト運転や高所作業に関する資格、建築施工管理技士や車両系建設機械の操作資格などです。
ただ、今回のテーマは「鉄筋業に直接的に関係する資格」に限定してご紹介します。
鉄筋工事の品質と安全を支える資格
鉄筋工事は、建物や土木構造物の骨組みを作る非常に重要な工程です。
正確さと強度、安全性が求められる仕事であるため、施工者の知識と技術レベルが非常に重要です。
その技術力を裏付けるのが、「資格」です。
弊社では、技術力の高い職人が多く在籍しており、以下のような鉄筋業に直接関係する資格を保有しています。
1級鉄筋施工技能士(鉄筋組立て作業)
この資格は、国が認定する「技能検定制度」の中でも最上位のレベルにあたる資格です。
鉄筋を図面通りに正確に組み上げるための知識と技術、そして現場での判断力が求められます。
1級を取得しているということは、その職人が「鉄筋組立て作業のプロフェッショナル」であることを意味します。
弊社では、複数名の職人がこの1級資格を取得しており、建物の規模や用途を問わず、高品質な鉄筋施工を提供できる体制を整えています。
1級鉄筋施工技能士(鉄筋施工図作成作業および鉄筋組立て作業)
こちらは、鉄筋の組立てだけでなく、「施工図の作成」も含まれる上位資格です。
現場で鉄筋を組むには、まず鉄筋施工図と呼ばれる詳細な図面が必要です。
この資格を持つ職人は、図面の読み書きに長け、設計図から施工図を起こし、実際の施工まで一貫して対応することが可能です。
これにより、現場の作業効率が大幅に向上するだけでなく、施工ミスのリスクを減らし、安全性と品質の向上にもつながっています。
登録鉄筋基幹技能者
「登録鉄筋基幹技能者」とは、現場のリーダーとして、安全管理、品質管理、工程管理などを担当する、いわば「鉄筋職人の監督者」の資格です。
この資格を取得するには、豊富な実務経験と、各種研修・試験の合格が必要です。
弊社では、登録鉄筋基幹技能者の資格を持った職人を中心に、現場全体を統括し、若手職人の育成や指導も行っています。
そのため、全体のチーム力を高め、より高品質な施工体制を維持することができています。
タフネジバー継手作業資格認定証
この資格は、鉄筋同士を接合する継手作業において、特殊な機械継手「タフネジバー方式」を扱うために必要な認定資格です。
通常の重ね継手やガス圧接とは異なり、タフネジバー方式は施工性が高く、耐震性能にも優れるとされています。
弊社では、こうした先端的な継手工法にも対応できる体制を整えており、複雑な構造物や特殊な条件下の施工にも柔軟に対応しています。
鉄筋工事業に関する10年以上の実務経験
資格とは少し異なりますが、「実務経験」はやはり非常に重要です。
10年以上の経験を持つ職人は、施工図を見ただけで最適な手順やリスクポイントを瞬時に判断できる力を持っています。
弊社には、こうした豊富な経験を持つ熟練職人が複数在籍しており、若手職人とチームを組むことで、現場全体の安定感とスピードが向上しています。
最後に
今回は、弊社が保有している資格の中でも、鉄筋業に直接関連するものを中心にご紹介しました。
建設現場では、ただ「鉄筋を組める」だけでは通用しません。
高度な資格と豊富な経験を持つ職人が、安全で正確な施工を行うことで、初めて信頼される鉄筋工事が実現します。
次回の記事では、今回ご紹介した直接関連する資格ではなく、鉄筋工として現場で必要とされる補助的の関連資格について詳しく解説していきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!