鉄筋屋ものづくり日記 第一弾:側溝制作への挑戦

こんにちは!


今回は、鉄筋屋ものづくり日記シリーズの第一弾として、側溝制作についてご紹介したいと思います。

普段の業務では、建物の骨組みを支える鉄筋の加工や施工をすることが中心ですが、実は鉄筋屋の技術はそれ以外の部分でも役に立つ場面があります。

今回制作した側溝もそのひとつで、あるご縁がきっかけとなりました。


社長の知人からご相談。「自宅の側溝が心配で…」

今回のお話は、弊社社長の知人の方からいただいたものです。

「自宅に設置してある側溝の耐久性に不安があるため、替えたい。」

そんなご相談を受け、現地を確認させていただくところから始まりました。


現状の側溝は一部が劣化しており、車の乗り入れもあることから、そのまま使い続けるのは心配な状態でした。

そこで今回、より頑丈で安心して使える側溝を新たに制作することになったのです。


現場採寸からスタート

側溝づくりで最も大切なのは、現場の寸法にぴったり合う設計にすること。

市販の側溝は規格品が多いですが、敷地の形状や既存構造物との兼ね合いによってはサイズが合わず、設置に無理が出る場合があります。
今回、より良いものを制作するため、何度も現場に通って採寸等を念入りに確認しました。

この寸法取りの正確さこそ、鉄筋加工の現場で培われた職人の技。

普段からミリ単位で鉄筋を切断・曲げ加工しているため、こうした精度が問われる作業は得意分野です。


加工開始:強度にこだわった鉄筋組み

採寸が終わると、いよいよ制作に取り掛かります。

側溝は長期間外部に設置され、季節の温度差や車両の荷重にも耐える必要があります。

そのため、曲げ・組み立て・溶接の精度が仕上がりを大きく左右します。

・側壁の立ち上がり部分の鉄筋配置
・底のスラブ部の強度
・鉄筋同士の組み付け間隔
・耐久性を高めるための補強

これらをバランスよく組み合わせながら、強く、そして美しく組み上げていきます。


一般の方が見ると「ただの鉄筋の枠」に見えるかもしれませんが、私たち鉄筋屋としては骨組みこそ仕上がりの質を決める重要なポイントです。


完成後の見た目は「かっこいい!」の一言

制作した側溝は、バランスを見ながら現場にて最終調整しました。


鉄筋は普段コンクリートの中に隠れてしまうため、完成品として外に見えることは多くありません。

だからこそ形として残り、誰かの目に触れ、鉄筋の素晴らしさを見て感じてもらえる仕事は特別に感じます。

ご相談をいただき制作するきっかけを与えてくださった今回のご縁に感謝したいと思います。ありがとうございました。


ものづくりへの想い

今回の側溝制作を通して改めて感じたのは、鉄筋屋の技術は建築以外にも活かせるということです。


寸法測定の緻密さ、鉄の扱い方、加工の正確さ、そして仕上がりの美しさ。

これらはすべて日頃の現場経験があってこそ身についたものです。

鉄のものづくりは一見すると地味ですが、「必要とされる場所に、必要とされるものを作る」という大切で誇らしい仕事です。


さいごに

鉄筋屋ものづくり日記 第一弾、いかがでしたでしょうか?


身近な側溝ひとつでも、現場ならではの工夫や技術が込められています。


不定期にはなりますが、鉄筋屋の技術を活かしたものづくりを今後もご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!

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