こんにちは!
このたび、弊社の取り組みについて経済産業省のインタビューを受け、事例記事としてご紹介いただきました。
テーマは「ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)」の活用についてです。
大変光栄な機会となりましたので、今回はその内容について少しご紹介させていただきます。
ローカルベンチマーク(ロカベン)とは?
ローカルベンチマーク、通称「ロカベン」とは、財務情報・非財務情報の両面から、企業の経営状況を分析・診断する企業の健康診断ツールです。(※公式サイトより)
企業経営というと、どうしても「売上」「利益」「借入」といった数字に目が向きがちですが、ロカベンではそれだけではありません。
- 財務状況
- 強みや差別化要因
- 経営者のビジョン など
といった目に見える部分と目に見えにくい部分の両方を整理し、会社の現状を客観的に把握することができます。
いわば、会社そのものを診断する健康診断のようなものです。
なぜロカベンに取り組んだのか
弊社はこれまで、鉄筋材料の品質にこだわり、確実な施工を積み重ねることで、地域の大型建築案件にも携わってきました。
その結果、元請け企業や関係各社から一定の信頼をいただき、安定した受注につなげてきました。
しかし一方で、鉄筋工事業界は受注単価の下落や価格競争が非常に激しい業界でもあります。
特に近年は、同業者間での競争が一層激化し、「鉄筋工事業一本で事業を拡大し続けていくこと」に限界を感じるようになっていきました。
実際、2020年度頃には工事単価の下落が大きく影響し、売上が大幅に落ち込むなど、経営的にも厳しい局面を迎えました。
経営改善支援とロカベンとの出会い
こうした状況を打開するため、メインバンクからの紹介を受け、愛知県信用保証協会による経営改善支援がスタートしました。
その中で、当社の現状を客観的に整理し、強みや課題を明確にする手法として活用されたのが、ローカルベンチマーク(ロカベン)です。
ロカベンの策定にあたっては、1回あたり2~3時間程度の面談を複数回実施し、対話を重ねながらシートをまとめ上げていきました。
- 当社の強みは何か
- なぜ選ばれてきたのか
- どこに課題があるのか
- 今後、どの方向へ事業を広げていくべきか
これらを財務面・非財務面の両方から言語化していくプロセスは、これまで感覚的に捉えていた経営を、改めて整理し直す貴重な機会となりました。
現在も、ロカベンを軸とした取り組みについては継続的なフォローアップを行ってもらい、経営判断の指針として活用しています。
鉄筋屋だからこそ「基礎」を大切に
鉄筋工事は、建物の基礎や構造を支える重要な工程です。
完成後には見えなくなる部分ですが、ここが弱ければ建物全体に影響します。
実は、経営も同じです。
売上という見える部分だけでなく、財務体質や人材育成、組織力といった土台がしっかりしていなければ、持続的な成長は難しい。
ロカベンに取り組んだことで、会社の基礎を見直す良い機会になりました。
私たちは鉄筋屋として、建物の土台を支える仕事をしています。
だからこそ、自社の経営基盤もしっかりと固めたいと考えています。
これからも健康な会社を目指して
ロカベンは一度やって終わりではなく、定期的に振り返ることで意味を持ちます。
経営環境は常に変化しており、建設業界も例外ではありません。
だからこそ、
- 数字に基づいた判断
- 客観的な自己分析
- 強みの再確認
- 課題の早期発見
を続けていきたいと考えています。
健全な財務体質と、強い現場力。
その両方を兼ね備えた健康な会社であることが、結果としてお客様への安心につながると信じています。
ぜひご覧ください
今回ご紹介いただいたインタビュー記事では、弊社の具体的な取り組みや考え方がより詳しく掲載されています。
ローカルベンチマークについて詳しく知りたい方も、中小企業の経営改善にご興味のある方も、ぜひご覧ください。
▼ローカルベンチマーク公式サイト
▼経済産業省 インタビュー記事
https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/31236/
これからも、技術だけでなく経営面においても進化を続ける鉄筋屋でありたいと思います。
今後とも西山鉄筋をよろしくお願いいたします!
